診療案内 | 札幌「大通り耳鼻咽喉科クリニック」

診療科目

- 初診時のお願い -

初診時には、問診票への詳しいご記入をお願いしております。
「いつ頃からどのような症状が出た」ということを、詳しくお教え下さい。何がお困りでご来院されたのか、判断の助けとなります。
ご記入の際には、アレルギーをお持ちでないかどうか、現在治療中の病気はあるか、現在皆様のご協力をお願い致します。

耳の病気

  • ・中耳炎
    急性、慢性、滲出性など
  • ・めまい
    良性発作性頭位めまい症、メニエール病など
  • ・難聴、耳鳴り
    突発性、老人性など
  • ・外耳道炎
    急性、慢性、湿疹ど
  • ・顔面神経麻痺
    各種症状

鼻の病気

  • ・花粉症
  • ・鼻出血
  • ・鼻づまり
  • ・鼻・副鼻腔炎
  • ・アレルギー性鼻炎

喉の病気

  • ・扁桃炎や喉頭炎
    急性・慢性
  • ・咽喉頭異常感症・舌炎・口内炎・声帯疾患
    ポリープ、ポリポイド変性、白板症
  • ・唾液腺疾患
    耳下腺炎、顎下腺炎、唾石症
  • ・甲状腺疾患
    嚢胞・腫瘤など

睡眠時無呼吸症候群

当院は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の治療に力を入れております。
「熟睡できない」「昼間の眠気がひどい」など、何らかの睡眠障害がある人は全人口の20%にも及ぶと言われています。中でも「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は、日本においては人口の約2%、肥満者の多い米国では約10%にも及ぶと言われています。

「睡眠時無呼吸症候群」は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。10秒以上の気流停止を「無呼吸」と定義し、無呼吸が7時間の睡眠中に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

この病気の深刻なところは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きている時の私達の活動に様々な影響を及ぼすことにあります。自分で気づかないうちに、日常生活において様々なリスクが生じる可能性があるのです。

睡眠中の酸素不足が脳と身体に与えるダメージ

睡眠は、日中活動した脳と身体を十分に休息させるためのものです。
しかし、睡眠中に呼吸停止が繰り返されると、身体中の酸素が減っていきます。

その酸素不足を補おうとして、身体は心拍数を上げます。
本人が気づいていない間に、脳や身体に大きな負担がかかっていることになります。これでは脳も身体も断続的に覚醒してしまうため、十分な休息が取れません。結果として、昼間起きている間に強い眠気や倦怠感、集中力低下などが引き起こされます。

問題が深刻化することも・・・

家族などの同居者がいない場合、睡眠時無呼吸症候群の発見はとても遅れることが多くなっています。特に自覚症状が弱い場合は誰にも発見されることがないため、状態が徐々に悪化して深刻な問題を起こしてしまうことがあります。

例として、自動車の運転中に突然強い眠気が発生して人身事故に繋がるといったことが挙げられます。この病気が一般的に知られるようになったのも、罹患者が起こした事故の報道によるものでした。もし同居者が居たとしても、この病気に関する知識・情報を持っていなければ、単に「いびきをよくかく人」としか認識されずに治療開始が遅れることもあり得ます。

[睡眠時無呼吸症候群の代表的な症例]

自覚症状や感じ方には個人差がありますから、もし可能であればご家族・パートナーの方に自分が寝ている間のことを聞いてみて下さい。
日常生活において、下記の「起きた時」と「起きている時」の項目に多く当てはまる場合は、当院まで早めにご相談頂くことをお勧めいたします。

睡眠時

  • ・むせる
  • ・いびきをかく
  • ・寝汗をかく
  • ・何度も目が覚める
  • ・呼吸がとまる、乱れる

起床時

  • ・口が渇いている
  • ・頭がズキズキと痛む
  • ・睡眠感がない、弱い
  • ・身体が重い感じがする
  • ・すっきりと起きられない

日中

  • ・強い眠気がある
  • ・だるさ、倦怠感がある
  • ・いつも集中力が続かない

※睡眠時無呼吸症候群になるには、症状に応じて様々な治療法があります。
気になる自覚症状がある場合には、放置して重篤化する前に、一度当院まで検査においで下さい。ご質問・ご相談なども、どうぞお気軽にご連絡下さい。